内定式の準備シーズンとなりましたが、新たに会社へ加わるメンバーへ贈る「メッセージ」の準備はいかがですか? ありきたりの訓辞やお説教では、若者へ伝えたい思いはなかなか届きません。これから仕事を始めるフレッシャーズへ向けたメッセージを考えるときに役立つ、偉人の名スピーチを紹介します。
植松電機社長・植松努氏「『どーせむり』に出会ったとき」
北海道にある社員数20名の町工場ながら、宇宙開発に挑む「植松電機」の社長・植松努氏がTEDのスピーチで語ったのは、「『どーせむり』に出会ったとき」。新しい仕事のなかで出会うであろう「どーせむり」に、どう対処すればいいのかというヒントが詰まったスピーチです未知への挑戦や、諦めずにやり通すことの重要性が込められています。
「皆さんがこれから、「どーせむり」という言葉に出会ってしまったとき、「だったらこうしてみれば?」と言ってくれたら。ただそれだけで、いつか「どーせむり」がなくなって、いじめも、虐待も、なくなるんです」
『ハリー・ポッター』の著者J. K. ローリング氏「世界で最も売れた小説家が語る、自らの失敗」
1997年から2007年にかけて7作品が出版され、世界200か国、79言語以上で翻訳され、総発行部数は4億5千万冊を超える、世界的なベストセラー「ハリー・ポッター」シリーズの作者J. K. ローリング氏がハーバード大学で行った講演では、自身の失敗と、その失敗が教えてくれたことについて語っています。
ローリング氏は大学卒業後の7年間、離婚のため一人で娘を育てなければならない状況となりますが、仕事にありつけずホームレス寸前の生活を送っていたといいます。この「失敗」は辛い経験でしたが、自らに不必要な箇所をそぎ落とし、本当に自分がやるべきことを教えてくれた期間だと語るのです。そしてその結果、生まれたのが「ハリー・ポッター」シリーズ。失敗を恐れず、たゆまず生き続けることの大切さを伝える力強いメッセージです。
これから社会人になろうとする若者へ、これらのスピーチのメッセージを自らの経験に加えてみてはいかがでしょうか。
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