Nurturing(ナーチャリング)とは?
元々はデジタルマーケティングの用語で、顧客となる可能性のある「Lead(リード)」層に対して働きかけ、商品を購買したり、サービスを利用する顧客へと「Nurturing(育む)」取り組みのことです。リクルーティングにおいては、将来的に社員となる可能性のある「Lead」層を、社員や応募者へと育むこと、となります。
具体的な手法とは?
マーケティングの世界と同様、採用においてもデジタルでの接触が一般化しています。企業との最初の接点は、テレビや新聞といったマスコミではなく、ネットニュース、SNS経由のオンラインの”口コミ”など、オンラインでの接点がメインになっています。そのため、Nurturingの手法としては、オンラインでのやりとりよりも、オフラインで直接接触するほうが効率や効果が高いとされています。
具体的には、「カジュアル面談」や社員との「懇談会」、社員を講師とした「勉強会」などです。
・カジュアル面談
本選考前に行う面接・面談ですが、プレ選考という意味合いよりも「Leadに対して、自社のことをよく知ってもらう」ことが最大の目的です。互いにざっくばらんに話をして、雇用条件や志望の有無、転職時期といった具体的な話には触れないようにするのが大切です。あくまでも、お互いをよりよく、深く知るための顔合わせと捉えましょう。
・懇談会
社員の知り合い経由で採用へと繋げる「リファラル採用」が一般化するなかで、「これから働こうとする環境に、フィーリングの合う人が居るかどうか」は、就職先・転職先を選ぶ際の大きなポイントになります。懇談会の目的は採用候補者を幅広く集めるのではなく、一緒に働きたいと思ってくれる人をピンポイントで集めることです。
・勉強会
フィーリングの相性とともに、スキルマッチ(企業が求めるスキルと、応募者が発揮できるスキルとの適合度合い)も大切です。もし、ここが合わないまま入社すると、互いの期待が合致せず採用のミスマッチを生んでしまいます。社員のエンジニアやデザイナーを講師として行う勉強会では、その企業で働く際にはどの程度のスキルや知識が必要かを的確に伝えられます。スキルが充足していなくとも、「ここまでのスキルがあれば、入社後に活躍できる」と示すことで、入社への意欲を高める(育てる)ことができます。
オフラインでの接点作りの場に、貸会議室を
「カジュアル面談」「懇談会」「勉強会」といったオフラインの接点作りには、職場とは別の場所がピッタリです。その理由は、まだ応募をしようと考えていない「潜在的な応募者・転職者」が対象となるため。職場を会場にしてしまうと、敷居が高くなってしまうのです。イオンコンパス会議室は、いずれも駅前の好立地。アクセス至便の会場をぜひリクルーティングにご活用ください。
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