年度も改まり、フレッシュマンが会社の一員に加わる季節も間もなく。ビジネスマナーやチームビルディングをスキルアップの一環として研修に取り入れている企業も多いと思われますが、参加者のモチベーションがいまいち高まらない…という悩みを抱えていないでしょうか? そんな方に、スマホを使った「新人研修メニュー」を提案します。
「講師として動画教材を作る」というお題で動画作成!
ただ動画を撮るとなると「YouTuber」のような動画をイメージしてしまいがちですが、テーマを「自身が得意な分野の”先生役”となって、ほかの社員にその魅力や概要を教える動画」と設定すると、個人の趣味や得意分野を活用できる内容になるはずです。誰しも得意なジャンルを持っていますが、仕事の場でそれが発揮できているとは限りません。共に働く仲間がどんな特技を持っているのか、意外な一面を知るきっかけにもなるでしょう。チームで1本の動画を作るのも、個人でそれぞれ1本ずつ作るのもアリですから、チームビルディング研修の1つとして組み込むこともできます。
スマホでも、基礎を押さえればビデオカメラ並の映像が撮れる
撮影に必要な道具は、誰でも持っているスマホだけ。最近の機種であれば、ビデオカメラと比べて遜色のない映像が手軽に撮影できます。しかし、動画撮影方法は恐らく自己流でしょう。以下のような基礎を押さえておけば、格段に見やすい動画が作れます。
撮影時はしっかりと本体を固定
三脚を使って水平の状態で固定し、撮影するようにします。画面が傾いていたり、手ブレがあると視聴者は動画の内容に集中できなくなります。カメラの三脚の雲台に取り付けられるスマホ用の固定具を利用したり、ペットボトルを土台にしたスマホ用三脚を使ったりすると便利です。
デジタルズームは使わない
画面で指をピンチアウトしてズームが可能ですが、スマホのカメラに搭載されたズーム機能はデジタルズームで、単純に画素を拡大しているだけです。なるべくズーム機能は使わずに、スマホ本体を被写体に近付けズーミングするよう心がけましょう。
背景に余計なものが映り込まないように
ズームを使わずに撮影すると、画角が広くなるため、さまざまなものが映り込みやすくなります。このとき講師の背景に窓や貼り紙、動く人などが映ってしまうと、せっかくためになる話をしていても、視聴者の注意が削がれてしまいます。背景は白い壁だけが映るようにしたり、ホワイトボードを壁にして窓を隠したりといった配慮を忘れないようにしましょう。
簡易撮影スタジオ&発表会場として「会議室」を活用しよう!
会社の会議室での撮影が難しい場合は、貸会議室を撮影スタジオ代わりに使うのもいいでしょう。余計なものが少なく、レイアウトの変更も簡単で、貸切が可能と、撮影する環境としては最適なのです。
そして講義タイプだったり、ルポ番組風だったり、一人語りだったり、実演動画だったりと、動画のスタイルも十人十色の「How To動画」が完成した後は、貸会議室のプロジェクターを使っての上映会もいいでしょう。
よく「他人に教えられるようになって初めて、理解したと言える」と言うように、How To動画の作成を通じて、改めて自分の理解の度合いを再認識できたり、人に教えることでより理解を深めたりといった、”副次的”作用も期待できます。
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