Page Top

貸し会議室なら、駅とお客さまに近いイオンコンパスの貸し会議室

イオンコンパス会議室

貸会議室120%活用術 採用、人事、営業企画、販売・・・貸会議室を使い倒すノウハウ
カテゴリー:
MICE セミナー ビジネスセミナー
イオンコンパスでは、「未来創造」のための「学び」と「交流」の場として、定期的に開催されている「八重洲塾」の開催に協力しています。第一回~第三回は「女性の活躍」、第四回~第六回は「食と健康」、第七回〜九回は「農業の未来創造」をテーマに、多くの方にご参加をいただきました。第四フェーズとなる第10回と第11回のテーマは「女性農業者活躍」。そして13回目となる八重洲塾が、2018年8月29日に開催されました。

テーマは「SDGs」

最近、急速に広がっているSDGs(エス・ディー・ジーズ)とは「持続可能な開発目標」。地球環境や経済活動、人々の暮らしを持続可能とするために、すべての国が2030年までに取り組む行動計画で、気候変動対策など17の目標からなります。食や農業の分野において、SDGsの各項目のゴールとどのように関わり貢献できるかを、NHK「クローズアップ現代」のキャスターを長年務めた、国谷裕子氏を招き、学び、考えていきます。

国谷裕子氏:SDGs 総論:「SDGsと食糧・農業の未来」

「クローズアップ現代」で23年間という長きにわたってキャスターを務めた国谷氏はその後、SDGsの啓蒙・啓発活動に従事してきました。国谷氏が番組を担当していた1993年〜2016年は、人のリストラや資産のリストラなど、日本が競争力を失っていく時代でした。

そうした世の中の課題に対し、解決策となるものを番組内で示してきましたが、数年後に提示した解決策によってどのような改善が得られたか、検証を行った際、解決策の導入によって、当初の課題とは別の問題が発生してしまう事例を目の当たりにしたといいます。「それが、SDGsを重要視している理由です」と国谷氏は語ります。

「そのような折、SDGsが採択された。社会・経済…あらゆる問題が底流でつながっており、その関連性を尊重しながら、解決していくことの必要性にこの時、気づかされることとなった。番組を終えてからはSDGsの実践やサステナブルの社会がどうやったら実現できるかを考えるようになった」

世界的な食糧廃棄の問題

キャスターの時代から、日本や世界の激動の変化を見てきた中で、食料・農業の問題は特に重要で、気候変動の対策を語る上でも、課題解決が不可欠だと感じている国谷氏は、食糧廃棄に関する現状について触れます。

データによれば、世界で生産された食料の3分の1にあたる2,842万トンが廃棄され、さらにそのうち646万トンが、まだ食べられるにもかかわらず捨てられた食品の量。これは全世界で行っている食糧支援の2倍にもなります。一年にわたって十分に食物が得られない「飢餓人口」の数は、長いこと減少傾向にありましたが、昨年再び3,000万人あまりの増加に転じて8億人を突破しました。一方で「飽食の国」といわれる日本の食料自給率が38%。この現状に対する認識不足を指摘しました。

「十分な量の食料を調達するために海外の土地を使い、水を消費し、二酸化炭素を排出している。それにもかかわらず廃棄をしている現実があることをまずは認識してほしい」

飢餓を救う援助の世界にも急速な変化が

SDGsの目標の2には「飢餓をゼロ」が掲げられています。さらに目標の下に設定されたターゲットの1番目には「飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養改善を実現し、持続可能な農業を促進する」と書かれていると、国谷氏はいいます。食糧を巡る状況の変化とともに、飢餓問題への対策も急激に変化をしていると語ります。


「かつて、お腹をすかせた人には、周囲の河川で泳いでいる魚を釣って与えることができればその人を救うことができた。あるいは、その人に魚の釣り方を教えればそれで済んだ。しかし今は、釣り方を教えても、魚がいない世界になってしまった。従来のやり方だけでは途上国の生活を支えられなくなっている。援助の世界でも急速に変化がおきている」


1950年以降、人口、車の台数、肥料、二酸化炭素、熱帯雨林の伐採など、あらゆるものが急速に増加したり拡大しました。そして、わずか70年ほどの間で人類の活動が地球を作り変えるほどになった。「完新世」の時代から「人新世(= Anthropocene)」に時代が移ったとさえいわれるほどの変化なのです。

大量生産、大量消費、自然界への廃棄にもはや地球は耐えられなくなり、さらに人口は現在の73億人から98億人に増えるのではないかといわれています。将来に向けての社会の持続性に疑問符が生じたことで、地球の持続可能性を保ちながら、豊かな社会をどのように維持していくのか、英知を集めて考えていかなければならないと、国谷氏は会場の参加者に投げかけました。

「私達は、企業や組織などの枠組みを超え対話や連携、技術や知識の再結合を行い、SDGsに関心を持ったひとりひとりで解決方法を実行策を見いだしていただきたいと思う」

終了後の質疑応答では、日本国内で畜産や農業の現場に携わる方々より、鋭い質問が多く寄せられました。

関連リンク

関連リンクはありません。

関連記事

機材や飲食の手配など何でもご相談ください!
空室確認・ご予約は各店舗へお電話を!
店舗一覧 受付時間9:00~18:00(平日の月曜~金曜)
時間外はネットでどうぞ 空室確認・ご予約