
面接時に、面接官から聞いてはいけないこととは?
厚生労働省の「公正な採用選考の基本」によると、「採用選考時に配慮すべき事項」として次のような質問が挙げられています。
・本人に責任のない事項の把握
・本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握
具体的には、前者では、本籍地や出生地、住宅状況(間取りや部屋数、住宅の種類、近隣の施設)、家族に関すること。また後者では、思想信条については、宗教や支持政党、人生観や生活信条などが例として示されています。適正と能力に関係がない事項を応募用紙などに記載させること、また面接で尋ねることは就職差別につながるとして配慮が必要です。
緊張を解くための雑談などで触れてしまいがちな話題ではありますが、公平な採用選考を行うためにも、不用意にそのような点を聞いてしまっていないか、確認しておきましょう。
・本来自由であるべき事項(思想信条にかかわること)の把握