ビジネスセミナーや研修のあとに行われる「アンケート」。これは参加者の生の声に触れる重要な資料のひとつですが、回収率の低さに頭を悩ませてはいませんか? アンケートの回収率が低すぎると、統計情報としてもあまり意味を成しませんし、一部の回答を元にセミナー内容などを変更すると、誤った道へ入り込んでしまう可能性もあります。そういった事態を防ぐための、記入しやすく、答えやすくなるアンケートの工夫について紹介します。
アンケート記入時間をしっかり確保しよう!
セミナーでのトークの時間配分や、研修のワークショップの時間確保に目がいってしまい、アンケートの記入時間は「最後の空き時間」に入れられることがほとんどです。主催側の頭から抜け落ちてしまいがちですが、参加者の視点では、セミナー終了時間には「アンケート記入の時間までが含まれている」と考えられているケースが多いです。アンケートの集計と分析を重視するならば、最低15分程度は、アンケートの記入時間をしっかり確保しましょう。また、自由記入欄を入れたアンケートでは、簡単に答えられる設問を多めに配して、心理的な負担を軽減するような配慮も効果的です。
目的をしっかり設定し、重要質問項目を決めよう!
アンケートの回答は、”新しいものを考える上でのヒント”や、”ターゲットが潜在的に気になるもの”が詰まっています。しかし、設問があいまいだと、回答もあいまいになり、せっかくのデータを有効活用できません。例えば、セミナーの目的が「見込み客の発掘」であれば、全般的な質問を設定するよりも「来場動機」にフォーカスし、それを詳しく回答してもらうほうが、参考となる意見が集まるでしょう。設問を立てる側が「何を聞きたいのか」をわかっていないと、回答する側も何を答えていいかわからないものなのです。
回収率を上げる効果的なTips
セミナー終了後に配布する資料を、アンケートの提出と引き換えにしたり、事前に「アンケートの回答文字数によって”お土産”が変わる」とアナウンスしたりするのが、単純なようですが効果が高いようです。ギブ・アンド・テークの心を持ってもらえるような工夫を活用して回収率をアップさせ、効果測定に役立つ有意義なアンケートデータを増やすことで、アフターケアにもつながりますし、セミナーのレベルアップにも役立ちます。
セミナー終了後に配布する資料を、アンケートの提出と引き換えにしたり、事前に「アンケートの回答文字数によって”お土産”が変わる」とアナウンスしたりするのが、単純なようですが効果が高いようです。ギブ・アンド・テークの心を持ってもらえるような工夫を活用して回収率をアップさせ、効果測定に役立つ有意義なアンケートデータを増やすことで、アフターケアにもつながりますし、セミナーのレベルアップにも役立ちます。
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