緊急事態宣言の解除後、人々の移動が徐々に増加したことで、各地で感染者のクラスターが発生したというニュースが連日報じられました。その中には、職場の会議で発生したというケースも。その事例の情報を元に予防策を紹介します。
「職場会議」でのクラスター発生事例
国立感染症研究所 感染症疫学センターの作成した資料によると、「飲食店」や「カラオケ店」「ツアーバス」などのほか、職場の会議でもクラスター発生時例があるとのことです。職場会議での発生の要因として考えられる点として、次のように解説されています。
職場の会議は、締め切った空間で一堂に会してプレゼンや議論をし、3密(密閉、密集、密接)になることが多い
職場会議での感染を防ぐには
危険性を高めてしまう要因を踏まえて、次のような対策が考えられます。
・換気の徹底
窓を開けたり、換気扇を常に回すなどして、室内に同じ空気が滞らないようにしましょう。
・人との距離を十分にとる
ソーシャルディスタンスの確保によって、飛沫による感染を防ぐことができます。最低でも1mできれば2m開けるのが理想です。
・マスクの着用
会話を伴う会議では、必ずマスクの着用を義務付けましょう。声が通らないからといって外してしまうのでは意味がありません。プロジェクターやPCでの画面共有を使うなどして、声が聞こえにくい状況でも情報を共有できるよう工夫します。
・手指の洗浄や消毒
室内に入る前と後には、石鹸やアルコールで手指を洗浄したり殺菌を行いましょう。また、資料を複数人で取り回したり、筆記用具やポインターを使い回したりしないように気をつけましょう。
・体温の上昇や咳などの症状が見られたら無理せずリモートに
熱が感じられたり、咳・鼻水・くしゃみなどの症状が見られたら、感染者との接触がなかったとしても、会議に出席することは避けましょう。また、欠席しやすいよう周囲のサポートも大切です。オンラインでの参加や議事録の共有などによって、欠席しても情報共有が行える体制作りを心がけましょう。
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